じゃんけんでグーにグーを出し続ける立憲民主党の代表選について書きました。
もうこういのを書く気力さえ風前の灯ですが、書きます、書き続けます
『立憲の代表選に欠ける「永田町の非常識」という対立軸~野党再生の鍵はここに』です。
先の衆院選を経た、立憲民主党代表選に求めるもの、それは、「非常識さ」です。
特に、「永田町的非常識さ」なんです。
世代別、男女別の投票行動で引き直し試算をした日経のデータで、40歳未満では自民党が300議席という結果。
私はまさにその世代ですが、必ずしも戦後自民党政治の恩恵を受けているとはいえない40歳未満がなぜ自民党に投票するのか。
それは、「自己決定」を善きものとして飲み込まされ、しかも、現代社会ではその自己決定は「正解」であることを求められます。一回不正解になればおしまい、再浮上は極めて難しい「正解主義社会」です。加えて、この正解主義社会の責任を社会や国家でなく「自己責任(自助)」で負わされます。
そんな正解主義社会×高度不信社会×日本的「世間体」の掛け算の結果、正解主義社会で不正解にならない最大のコツは、「大多数が正解だとしていること」に従うことになるわけです。
選挙や政治にこれを当てはめると、「大多数が正解だとしていること」とは、そのときの多数派であり、現状維持であり、自民党支持です。
このことは、コロナ政策でも明らかになりました。マスクをつける理由は「まわりの目が気になるから」がダントツ1位です。
一方、野党は「不正解」なんです。
正解主義社会では、家族、学校、会社、あらゆるコミュニティで、我々は自分が「野党」にならないように行動しています。脅えています。マスクもそうです。
なので、はっきり言って政策がどうのとか、どこかで聞いたことある言葉を並べても、いわんやただただ党首の顔だけ変えても無駄です。存在が「不正解」ですから。
そんな状況打破の鍵は…
新庄剛志です☆
野党共闘についても、都知事選で明らかになっていた限界について論じました。
頼むからこれを契機に新たな対立軸を持ち込んでくれ。
護憲/改憲、共闘/非共闘、原発推進/脱原発、緊縮/反緊縮、ジェンダー…こういう論点で論争する以前のステージにいることを理解し、
「永田町的なものvs永田町的でないもの」
「正解主義社会vs脱正解主義社会」
この大きな枠組みで勝負を仕掛けてほしいとの想いを込めて書きましたので、是非ご一読ください!
もうこういう文章を書くのもつらいレベルに政治はヤバいですが、言い続けないといけないので、言い続けます。諦めへんぞ
是非、ご一読ください
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